週末の暖かさからうってかわって、ここ2・3日の冷え込みは堪えますね。
これから冬本番を迎えようとしています。
冬は五行学説でいうと「腎」に当たり、腎を養えば冬を元気に乗り切れるといわれています。
腎は身体を温めるのにとても大切な働きをいて、成長や生殖、エイジングにも深くかかわっています。
腎を養い寒い冬を元気に乗り切ることは、アンチエイジングにもつながるのです。
そこで、おすすめのツボは”湧泉（ゆうせん）”と”太谿（たいけい）”、どちらも腎経のツボです。
”湧泉”は命(生命力)の”泉が湧く”という意味を持ち、湧き出る活力を全身に巡らせます。全身の疲労を回復させ、血行を促すため、冷え性・のぼせ・背中の痛みなどの他、婦人科系のトラブル全般にも効果があります。
場所は足の裏。足の指をまとめて曲げた時にできる足裏のくぼみの中心です。足の裏を３つに分けた上1/3くらいのところでしょうか。
親指の腹を当てて、足先に向かってゆっくり押し上げてください。
”太谿”は”湧泉”から湧き出たエネルギーがここでまとまり、大きな渓流となって注がれるという意味のツボです。足の冷えにはもちろん、脚の内側・お腹の冷え、腰の冷えや痛み、女性特有の症状にも有効で、「若さを保つツボ♪」とも言われています。
場所は、内くるぶしとアキレス腱との中間のくぼみです。脈が打っているのを感じられるかもしれません。息を吐きながらゆっくり押して、息を吸いながらゆっくりと離してみましょう。
どちらも場所が分かり易いツボです。
厳しい寒さが予想されている今年の冬を快適に過ごすためにも、アンチエイジングのためにも、指圧・お灸と試しやすい方法で続けてみてください。
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